絹道遠望伝

かつて栄華を極めた、シルクロード。 その悠久の時に思いを馳せ、地平線に沈む月にまだ見ぬ地への夢を乗せて・・・

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とあるハンターの物語 Episode2

どーも(`・ω・´)
お待たせ致しました、予告通り、クサクサロマンス劇場の始まりですよー!
今回SSはすべてサムネイルですので、面倒でも1つ1つ拡大してご覧ください。
テーマはもちろん「禁断の愛」!!

続編なので、1作目を読んだことがない方はまずはこちらをどうぞ。
ロマンス劇場第1弾 「とあるハンターの物語」

では、悲恋物語の始まり始まり~~~。




シルクロード栄える古き時代の中国に、1人の女性ハンターがいた。

かつて宿敵である盗賊と恋に落ちた彼女。
悲しい結末を迎えたその恋を乗り越えた彼女は、人としてもハンターとしても強くなっていた。
そして、月日が流れ、新しい恋を見つけた彼女はとても幸せだった。
幸せな時間が永遠に続くことを願っていた、そんなある日のこと・・・

恋人から、ホタン王宮へ来るよう伝言があった。
1
広い空に堂々とそびえ立つ美しい王宮。
空は晴れていても、彼女の心には理由も分からず不安が漂っていた。
2
彼女が不安を抱くのは、過去の繰り返しになることを予感していたからかもしれない。
そう・・・彼女は再び、盗賊と恋に落ちてしまった。
宿敵であるゆえ、決して口外してはいけない恋。
恋人に会う時間も長くはない。
でも、彼女は幸せだった。この時までは・・・

誰もいない王宮の裏から2人で外を眺め、彼は重い口を開いた。
3

彼女の不安は的中してしまった。
断腸の思いで愛しい人を自らの手にかけた、あの日の感情が蘇っていた。
決して繰り返したくない、彼女はそう思っていた。
しかし、なんと残酷な運命であろうか。
彼女の恋人の命は、またしても危険にさらされていた。
指名手配、いつ殺されるか分からない、かつてと同じ状況。
そして、彼の要求までも、全く同じであった。
彼女に自分を殺すよう頼んだのだ。
他のハンターに殺されるくらいなら、と。

必死の思いで彼に抱きつく彼女。
今すぐ2人でどこかへ逃げたかった。逃げることができるのなら・・・
4
彼は彼女を説得した。
自分は愛する人の手により死を迎えたいということを。
最期の瞬間まで彼女の傍にいたいと。
そして、彼はひとつだけ悔やんだ。
この世に愛する人を残してしまうことを。

5
別れの抱擁はかつてと変わらず、悲しいものだった。
ただただいつまでもこうしていたいと2人は思ったが、叶う願いでもなかった。
残酷にも時は空の色を変え、2人の時間は流れていく。
とうとう、その時は来てしまった。
悲しいのは彼女だけでなく彼も同じであった。
つらい顔を見せまいと、彼は後ろを向いた。
6

日が暮れた頃、2人は王宮の外へ出た。
そして・・・
7
もしも自分が彼の立場なら・・・同じことを要求するだろう。
そう思った彼女は心を決め、矢を彼に向けた。
8
愛する人を一度ならず2度も失う彼女は、何も言うことができなかった。
悲しみが心から溢れていた。
倒れた彼の傍に駆け寄り、座り込む彼女。
9
彼の口はもう愛を語らず、彼の手はもう彼女に触れることもできない。
でも、傍にいたかった。
愛する人の傍に。

いつの間にか、空は明るくなっていった。
悲しい夜が明けたことに気付いた彼女は立ち上がり、空を見上げた。
9
つらいけれど、強く生きることを決意した彼女の心にあったのは・・・

10

愛する人が最期の瞬間、彼女に残した言葉だった。




出演等は続きを! 
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